この頃、彼女はソープランドで働いており、肉体関係を持つ男が周りにたくさんいた。 同じく次男が言うことを聞かないので、ウサギのケージに入れ、死んでしまったから、バレないように棄てた。 いまなら軽い知的障害や発達障害の子は専門的な支援が受けられますが、当時は「普通の子」と同じように扱われていましたから、ケアの対象にならず、陰湿ないじめのターゲットにされたことも多かったと思います。
7当時は、忍さんが好きという気持ちが強かったので、死体遺棄までしたが、今思うと、玲空斗にはとてもかわいそうなことをしてしまったし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
13しかし、そうやって断罪することは彼らをコミュニティから切り捨てていく行為にほかならない。
そうすれば蘇生すると思ったのだ。 この本のタイトルだけを見れば、自分には理解できない種類の人たちが、目を覆いたくなるような行為ばかり繰り広げる内容と思われるかもしれない。 ノンフィクション作家。
3だからこそ、僕はこの本を書きたいと思いました。 ある日の深夜、玲空斗君が「あー」「うー」と叫ぶので、忍が「静かにしろ!」と怒鳴り、タオルをくわえさせ、窒息死させた。
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