40-1「軍隊」 作曲年:1838年 出版年:1840-41年 作品40の2つのポロネーズは、ショパンが恋人のジョルジュ・サンドと夢の別天地マジョルカ島への逃避行に向かった頃の作品です。
9そのうち、ショパンの生存中に出版された作品番号付きの 作品は7曲で、第1番から第7番に 相当します。 技巧的にはそれほど難しくはなく挑戦したくなる曲。 余談はさておき、 「ショパンが弾けるようになるためにはショパンを弾く??ショパンが弾けないからその方法を教えてほしいと 言ってるのに、何言ってるの??この人」という皆さんの声が聞こえてきそうですが、ちょっと待って下さい。
左手の完全脱力が重要ですが、脱力していても疲れることは疲れるので、腕力や体力がない方には厳しい部分です。 主部の再現は、同じような序奏の後、嬰へ短調の最も単純な第1回目の部分が省略され、いきなり和音を 叩きつけるところから始まります。
12私は『エリーゼのために』でさえ パーフェクトなタッチ・ペダリング・解釈・表現力 全て完璧に弾くのはなかなか難しいなぁ…と思ったりしますね。 練習時間にもよりますが通しで弾くのは、一日一回程度にとどめ、部分練習のみを繰り返し根気よくしていきましょう。
14次の次、ここからがいろいろ意見が分かれますが、私は・・・ op. ピアノを弾く方でこの曲をご存知の方も案外多いのではないかと思います。 特に英雄ポロネーズのこのリズムは結構速いんじゃないかな? なんか忙しそうな感じでした。 ショパンはその「スケルツォ」にさらに高度な内容を加えました。
2このOp. ルービンシュタインのようにごまかして弾く人もいますが、 最近の若いピアニストたちはここを正確に弾いています。 「なるはずの作品だった」と過去形で書いたのは、この後、ショパンの体力が衰え、それに伴い気力も衰えて、 その後、数曲作曲しただけでこの世を去ってしまったからです。
7バッハや、モーツァルト、ベートーベン、リスト、チャイコフスキーなどなど またポロネーズ風という曲も多くあるそうです。 でも、あえていわせていただくなら(5番が一番難しいとのご意見に反論したく、)英雄、5番、幻想の順に難しいと思います。
5この作品は「幻想ポロネーズ」というタイトルで知られる、真の名曲と呼ぶに相応しい傑作の1つです。 にしてはちょっと珍しいですね。 結構この辺は多くの方は初期に取り組みます。
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