だけど、彼女はウィンド・リバーという居留地について全く何も知らないんで、息を吸ったら即死するっていうことも知らなかったんですよ。 外の外気を肺に直接吸い込むと、肺胞がその場で一瞬で凍結して即死するんです。 こんな無法者の連中が自分たちが生活する土地にいるなんて想像しただけで恐ろしくなります。
10ウインド・リバーというネイティブアメリカンの保留地になります。 『ウィンド・リバー』っていう映画は。 その手の表現を封じられたら、もはや『映画で戯言三昧』としては手足をもがれたも同然ですよ。
映画は、作品にその時の時代性を感じる事が面白さの1つですが、今作は アメリカの「今、現在」の空気を反映させた映画ではないでしょうか。 (町山智浩)そして、警察がいない。 参考: 特に今回の 映画『ウインドリバー』に関してはプロットは極めて単純明快です。
10っていうのは、このウィンド・リバー地区っていうのは零下20度とか30度になっちゃうんです。 彼の娘はコヨーテに食べられて、検死もままならず犯人を特定することも出来ずに忘れ去られようとしています。
8捜査は何とか進んでいくわけですが、最後の最後でスッキリする出来事があるので、ハッピーエンドとは言えないまでも、溜飲が下がった感は残りました。 しかし、このウィンドリバー には警察官は6人しかいなかったのです。
9その雪原はアメリカ中西部の山岳地帯にあるワイオミング州、さらにその内部の「ウインド・リバー保留地(Wind River Indian Reservation)」の中にある。 それゆえに肝心の 『ナタリーはなぜあんな死に方を!?犯人は誰!?』の部分に関しては、それはもう火曜サスペンスばりの完全再現VTRで犯行を再現してくれます(笑) しかし監督が本当に表現したいのは事件そのものではなく、そこにある背景。 『万引き家族』で。
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