「道中お気をつけて」は正しいことば? 「道中」は「旅行の途中」という意味 出張に行く上司に対して「道中お気をつけていってらっしゃいませ」と言っている先輩をみたことがあるかもしれません。
16相手の健康や無事を願っての言葉ですから、本来なら「気にかけてくれてありがとう」と感謝されることはあっても、相手に不快な印象を与えることはないはずです。 後半の相手を気づかう言葉は、次に解説する類語や言い換えを覚え、いろいろな表現ができるようになるとなおよいでしょう。 意味としては読んで字の如く「体に気をつけて欲しい」「健康でいて欲しい」という相手を気遣う、健康を祈る気持ちを表す意味となります。
1」となります。
いずれも、目上の人などに使うと、やや馴れ馴れしい印象を与えてしまう恐れがあるため、ある程度距離感の近い相手に対して使うのがよいでしょう。 しかし、「ください」は相手への要求や頼みごとの際に使う文末表現と同じです。 例えば、退職する同僚に挨拶をする場面でも「元気で頑張ってほしい」というエールを込めて「お体に気をつけてください」という声掛けをすることができます。
16同様にメールや手紙でも同様に締めの挨拶で使いますが、冬場に出す手紙などの場合は、「まだまだ寒い日が続きます、どうぞお体に気をつけてお過ごしください」というように表現します。 それと同じように、改まった文章では「お体にお気をつけて」だけで終わらせず、「お体にお気をつけください」や「お体にお気をつけてお過ごしください。
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