これまで「森のくまさん」を論じる者は、全くその点を見誤っていたといえる。 窃盗犯が警察官である自分に対してお嬢さんの名前を口にしようものなら、その場で射殺してもよいとまで思っていた。
1日本語詞 [ ] 日本語の歌詞はストーリー仕立てとなっている。 これも通常どういう場面で発せられる言葉かを考えればよい。 しかし、林野に上手く紛れるヒグマをすぐに発見することはできなかった。
16しかし、その何者かは既に立ち去った後だったというのは明らかな誤りである。 相手が見知らぬ女性なら現行犯逮捕ですべてが完結するような場面である。 矢口高雄 「羆風 あとがき」 『野性伝説 羆風/飴色角と三本指』 〈ヤマケイ文庫〉、2018年6月15日、993頁。
1上記の結果からも分かるように、「のべつくまなし」と「のべつまくなし」は非常に間違えやすい日本語になります。 単純に「フリーとあるから許可なく使用できる作品」と考えないようにしましょう。
17「くまさん」を熊であると考えた場合のように、「襲いかかろうとするのを自制したため」というのは、明らかに不自然である。 私も一応、気をつけてはいます。 みんなのうた [ ] 森の熊さん 歌手 作詞者 (訳詞、諸説あり) 作曲者 アメリカ民謡 編曲者 映像 映像制作者 初放送月 - 再放送月 - - - 6月-7月 6月-7月(ラジオのみ) その他 に『』で再放送。
14つまり、「センス」がないと言われているのだ。 くま甲がくま乙を撃退したならついてくるのは当然であることを考えると、「別人説」を採用した場合、ここは「ところが」ではなく「そのうち」あるいは「ようやく」とすべきであろう。 私が、「お嬢さん」が森へ複数で入ったとする根拠はここにある。
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