病院の会長が軍医出身ということで、院内生活は全てが軍隊式だった、朝夕の点呼は、全院終わるまで正座して待たなければならない。
判決などによると、男性の肝臓にあったのは良性の血管腫で、手術の必要はなかったのに、がんと誤診して肝臓の一部を切除する手術を行いました。 この事件後、当時の厚生省は精神障害者の隔離開放についてのチェック体制を強化する通達を発した(日本社会臨床学会 2008: 107)。
17二審の大阪高裁でも、西田元彦裁判長は「医療従事者としての責務を忘れ、不正受給を続けた犯行は実刑が相当」と一審の実刑判決を支持。
それで厚生省の保険医局長の小林秀資に電話すると『何とか監視に入る日を変更できるように話をしてみる』などと返答した」ということが人権センターのインタビューの中に記載されている( 2009. 院長室を地検が捜索した時には数億円分の札束と、金の延べ板が多数見つかりました。 Iさん死亡事件は、そうした、医療現場における人権侵害の果てに起こったものであったが、これは氷山の一角に過ぎず、明るみにならずに埋もれていった事態は少なくない。
14そういう人たちの末路がどうなるかはあえて書く必要もあるまい。 なお、本稿の構成は次のとおりである。
改めまして当院をご利用いただいている皆様、近隣医療機関および関連業者の皆様にはご心配・ご迷惑をお掛けしましたこと、深謝致します。
18大阪府医師会理事などのポストを歴任し、大阪府社会保険診療報酬支払基金の審査委員を務めていた。 にもかかわらず、その後も不祥事件が続発した。
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