〜 2001年 グランプリ。 洋子は、時間稼ぎをする自分を責めていました。
しかし、順風満帆に事が進んでいたわけではありません。 蒔野は三谷に携帯電話を取りに行って洋子に説明のメッセージを送ってほしいと頼みます。 そして、その圧倒的な現実味が「マチネの終わりに」の大きな魅力である以上、私をここ最近で最もムカムカさせた早苗の言動も、この作品にとってはなくてはならない魅力の一部分……なのかもしれませんね。
初対面にも関わらず、2人の会話は尽きることがない 初めて出会った時から、強く惹かれ合っていた二人。 是非、映画館へ足を運んで観てください。 他にもトッド・ラングレンの『ア・ドリーム・ゴウズ・オン・フォーエバー』のようなポップスまで、登場する曲は実に幅広いです。
8次第に蒔野は洋子のことを諦めようと努めます。 気になる「この後の2人がどうなったか」は後述するとして……この結末に私は 「ああ、美しいな」という感想を抱きました。
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