杉本博司

平安人の遺した夢の形から杉本博司が描く「瑠璃の浄土」へ

以後、ニューヨーク州の奨学金やなど、1年単位の奨学金を得ながら写真作品を制作した。ただ、写真史がまさにこの時点において杉本博司という最高の幕引き役を持ち得た、その出来すぎた偶然に感嘆するばかりである。写真説明の《》は作品を軸装にした年です。

そう、かくも唯物論的なレヴェルにおいて、写真という媒体は事実上の終焉を迎えようとしている（むろんマージナルな形では生き延びるだろうけれど）。

」（杉本博司「末法再来」『苔のむすまで』新潮社、2005年より）関連イベント連続対談 2016年9月3日土 14:00～16:30 終了致しました文明の終焉という壮大なテーマについて、歴史・思想的側面から文化まで幅広く掘り下げる対談です。』 p48• 遊び上手なオトコの社交場なのです。

予約は、または電話（０７５－７６１－０２３９）で受け付ける。『ART iT』 No,24 Summer 2009）• jp読者にそのさわりをそっとお教えいたします。

雨の日に、滑らかなガラス面の舞台の上に立つのはかなりの勇気がいりそうです。

斜面で陽をいっぱいに浴びて育つみかんの実。 —————————— 杉本博司「頃難に思う」読売新聞（4月15日朝刊）に掲載された杉本博司の寄稿文「頃難に思う」の全文テキストを、「杉本博司瑠璃の浄土」展の作品画像. 今、時代は成長の臨界点に至り、アートはその表現すべき対象を見失ってしまった。

実際、森美術館の「海景」の展示室にはミニマルな形に還元された能舞台がしつらえてあるのだ。

2009年世界文化賞、2010年秋の紫綬褒章を受章。