しかし、動力性能に不満は感じなかった。 2mとなっていますので、トヨタのコンパクトSUVの中では最も小回りがきかないクルマといえそうです。
試しにSNOWにしてみたが、こちらは出力制御をするのみでブレーキまで入らないためスタックからは脱出できない。 さらに、元々トップクラスの自動ブレーキ性能だった「ヤリス」の「プリクラッシュセーフティ」に、「緊急時操舵支援機能」が追加されています。
17今回の試乗車「ハイブリッドZ」にはヘッドアップディスプレイも備わる。 なお、4WD車のリアはダブルウイッシュボーン式となる。 腰高でボディの厚みもあるヤリスクロスなので、ホイールの存在感は欠かせない要素。
14日常で使いやすいのに加え、遠出するのも得意分野だ。 とりわけ激戦区となっているのは、価格とボディサイズが手頃なコンパクトSUVで、ここにトヨタは2020年8月に「ヤリスクロス」を投入した。 リムフランジ部分にまで大きく被るスポークデザインは力強さの象徴。
実はハッチバック企画時に同時進行でヤリスクロスも始まっており、それだけに両車の住み分けは当初より明確だ。 涙ぐましい努力である。
ヤリスクロス(右)とヤリス(左)。 例えば、ルーフレール(HYBRID X、X、Bパッケージでは選択不可)や、4:2:4分割可倒シート(HYBRID X、X、bには6:4分割タイプ)、ハンズフリーパワーバックドア(HYBRID X、X、Bパッケージでは選択不可)といったアイテムは、グレードによっては手に入らない。
15「ヤリスクロス」は SUVトップクラスの燃費性能なのはもちろん、 全車種でみても「ヤリス」に次ぐ2番目に優秀な燃費性能となっています。 すかさずTRAILモードに入れるとレスポンスが少し遅れて、ゆったりと動き出して無事に通過した。 その他、アダプティブクルーズコントロールは停止保持が可能で、車線中央維持支援機能は全車速域で作動する装備となっているため、自動運転技術も「ヤリスクロス」の方が高くなっています。
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