『15の夜』と『卒業』：尾崎豊の歌詞は犯罪自慢なのか｜残留思念｜note
そして、「何に従い 従うべきか考えてい」る。
15Yさん君は僕に 嫌んなったもうダメさ 一人きりの寂しさの意味を 今日鎌倉へ行って来ました 夕暮れが落とす影枯木を 風をかばい二人がくるまる こんなにも騒がしい街並に 何か話をしよう何だか 道端に座り込み風に歌っている 行き交う人波の中思い描く 土曜日の夜口に頬ばる もろい暮ししみついた 踏み潰された空缶の前で 街中ほらHonky-Tonk Blue どれだけ言葉費やし君に話した 街の暮らしにもすこしずつ Alcohlic Druggist Hey おいらの愛しい人よ 悲しみの色に塗りつぶされて 俺たちは街の流れにすれ違う 洒落たブルーのジーンズに 名もない都会の空 風のうわさもあてにならないさと スモッグに煙る街並みは渋滞 まとまった金をためひとり シェリー俺は転がり続けて 曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 歌い出し 静かに佇む色褪せた街並み 落書きの教科書と外ばかり 俺は貧しさの中で生まれ 十七のしゃがれたブルースを 今夜素敵な夢を描いて 二人で中古の車に乗り込み 俺達何かを求めてはわめく いつもいつも町へ行きたくて 校舎の影芝生の上すいこまれる にぎやかな街隠しきれない 昨晩眠れずに失望と戦った 太陽が沈もうとしている夜が 57番街に吹く小さな風に 俺の時計の針がちょうど 毎日はあまりにもさらけ出されて 安いダンスホールは 安いダンスホールはたくさんの人 埃っぽい街壁に登って 世間知らずの俺だから体を 流れて流れて一日が街に さまようように家路をたどり あの頃僕が見ていた 煙の流れを誰が変える ひとりぼっちの夜の闇が 十年はひと昔暑い夏おまつりは だから今日も雨が上がるのを Oh 朝は目覚めても昨日の疲れ ふと目を閉じればアスファルトの 道端に座り込み風に歌っている 否が応でも社会に飲み込まれて 思い切りエンジン吹かして 小さな朝の光は疲れて眠る愛に 見つめ合うだけの暮らし キャデラック・メイン・アベニュー 行き場のない街を俺は一人 心すれちがう悲しい生き様に 街角には人影もなく失くした 街の風に引き裂かれ 町の風に引き裂かれ 夜明けまであとすこし Monday Morning 傷んだ心 埃まみれの都会の空 語り草夏の夢恋なんてと笑い 過ぎ行く日々の中で 何ひとつ語れずに うずくまる人々の 最終のプラットホームに集まる 心が重いね時間に押しつぶされ 時を削る部屋で心を溶かした ひどく煙たい朝に目覚めると だいぶ話をそれて街明かり 暗闇の中ひと粒の光の様に 昔の事なんかもう忘れちまい 心傷む理由のそのひとつひとつを 洗いざらいを捨てちまって何も 一晩中僕らは恋のゲームに さみしさは誰もかくせない. 『』（2014年） - 1991年の公演から収録。 歌手： 作詞： 作曲： 校舎の影 芝生の上 すいこまれる空 幻とリアルな気持 感じていた チャイムが鳴り 教室のいつもの席に座り 何に従い 従うべきか考えていた ざわめく心 今 俺にあるもの 意味なく思えて とまどっていた 放課後 街ふらつき 俺達は風の中 孤独 瞳にうかべ 寂しく歩いた 笑い声とため息の飽和した店で ピンボールのハイスコアー 競いあった 退屈な心 刺激さえあれば 何でも大げさにしゃべり続けた 行儀よくまじめなんて 出来やしなかった 夜の校舎 窓ガラス壊してまわった 逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった 信じられぬ大人との争いの中で 許しあい いったい何 解りあえただろう うんざりしながら それでも過ごした ひとつだけ 解っていたこと この支配からの 卒業 誰かの喧嘩の話に みんな熱くなり 自分がどれだけ強いか 知りたかった 力だけが必要だと 頑なに信じて 従うとは負けることと言いきかした 友だちにさえ 強がって見せた 時には誰かを傷つけても やがて誰も恋に落ちて 愛の言葉と 理想の愛 それだけに心奪われた 生きる為に 計算高くなれと言うが 人を愛すまっすぐさを強く信じた 大切なのは何 愛することと 生きる為にすることの区別迷った 行儀よくまじめなんて クソくらえと思った 夜の校舎 窓ガラス壊してまわった 逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった 信じられぬ大人との争いの中で 許しあい いったい何 解りあえただろう うんざりしながら それでも過ごした ひとつだけ 解ってたこと この支配からの 卒業 卒業して いったい何解ると言うのか 想い出のほかに 何が残るというのか 人は誰も縛られた かよわき子羊ならば 先生あなたは かよわき大人の代弁者なのか 俺達の怒り どこへ向うべきなのか これからは 何が俺を縛りつけるだろう あと何度自分自身 卒業すれば 本当の自分に たどりつけるだろう 仕組まれた自由に 誰も気づかずに あがいた日々も 終る この支配からの 卒業 闘いからの 卒業. 中沢慎太郎 - アシスタント・ディレクター• 『OZAKI FILM ALIVE AT ARIAKE COLOSSEUM IN 1987 THE TWENTY-FIRST SUMMER』（2006年）• 滝本季延 - ドラムス• しかし、熱心に聴いていた身としては「刺激的な歌詞だけ抜き出されてつまらないイメージつけられちゃってるなぁ」と思うのである。 諸鍛治辰也 - レコーディング、ミックス・エンジニア• シングルに収録されるのは3度目、さらにベストアルバムも含めたアルバム作品に既に何度も収録されているため、セールス的には伸び悩んだ。
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尾崎豊 - ボーカル、ギター、ピアノ、ブルースハープ• これは見事な解釈で、32分の長い動画ではあるが、興味のある人はぜひ視聴してもらいたい。
1989年には、『Platinum Single SERIES』として8センチシングルCDでリリースされた。 どうすりゃいいんだ。 これらを踏まえてサビの歌詞を読んでみると「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」に武勇伝としてのニュアンスがないことがわかるだろう。
