転記や口頭での血液型の伝達は間違いが起きやすいことから,貼付した判定結果用紙を確認する必要がある。 また,不適合輸血による致死的な溶血反応は,まれではあるが,発生しているところである。
10本症の予防策として放射線照射血液の使用が有効である(III-4-2)を参照)。 注7)HCVコア蛋白は、EIA法又はIRMA法による。 チェック表やダブルチェックのタイミングなどは病棟や病院によって違いがあるので、院内の決まりを確認しておきましょう。
2実際の治療にあたっては治療目標を設定し、補充量と補充間隔を決め、さらに臨床症状・検査値から有効性を評価すること• 早期に発見して処置すれば助かる。
このようなことから輸血療法の適応と安全対策については,常に最新の知見に基づいた対応が求められ,輸血について十分な知識・経験を有する医師のもとで使用するとともに,副作用発現時に緊急処置をとれる準備をしていくことが重要である。 特に供血者がウインドウ期にあることによる感染が問題となる。 ただし、再生不良性貧血、白血病等の患者の治療に おいて、輸血の反復の必要性が明らかである場合はこの限りではない。
11しかしながら、その後の研究や臨床経験の蓄積による日々の情報変化、専門家の間の一定の見解の相違、個々の臨床における状況の違い、または膨大な文章の作成時における人為的ミスの可能性等により、他の情報源による医学情報と本マニュアルの情報が異なることがあります。 (2) 遅発型副作用 遅発型の副作用としては,輸血後24時間以降,数日経過してから見られる血管外溶血による遅発型溶血性輸血副作用(DHFR ; Delayed Hemplytic Transfusion Reaction)がある。
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