(町山智浩)ああ、そうですか。 彼の死が民主化デモの象徴となる。
7(赤江珠緒)ふーん! (町山智浩)『タクシー運転手』っていう映画は1980年に韓国の光州(ガンジュ)という場所で起きた反政府運動の学生とか住民を空挺部隊が弾圧しまして大量の死者を出した虐殺事件を描いた映画だったんですよね。 なおも突っ込んで質問する記者の中に刑事が紛れ込んでおり、刑事は背広をめくって銃を医師に見せました。 の家拷問致死事件からに至る(韓国)の民主化闘争を描く。
10そのせいか、どうも民主主義の重要性を強く認識する国民性が乏しい国になってしまっている節があります。 基本的には民正党っていう与党の中で総裁になった人が大統領になるっていう形なんですよ。
3インタビューで語るチャン・ジュナン監督 Photo: Yamamoto Kazuo 『1987、ある闘いの真実』でヨニが目にしたのはまさにそのビデオという設定だ。
「拷問根絶キャンペーンをはるぞ! 真実を書け!」 司法解剖が行われ、一人立ち会いを認められたジョンチョルの叔父は記者たちに向かって「警察が殺しました!」と泣き叫び、騒然となります。
8また、イタリアとイギリスへの留学経験から、現在は日・英・伊・仏のマルチリンガル目指して猛勉強中! (以下ネタバレあり) 面白いのは、「タクシー運転手-」が主人公を上記の2人に絞って、この男たちの友情を描いた感動の物語に仕上げていたのに対して、本作は特定の主人公がいない、いわゆる 群像劇である。
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