だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど。 これは芦田さんのような、考え続け、成長し続ける人の宿命とも言える現象であるものの、本人にとっては寂しさを感じるものです。 とても共感できた。
7すると、「愛菜ちゃんの言葉に感銘を受けた」「どんな経験を積めばこんな発言ができるのか」「16歳で話すことか?」などの称賛が続出しました。 怪しげな宗教を信じる両親のもとで育った少女が、思春期を迎えると同時に自分が身を置いてきた世界に疑問を抱く。
信じる人を裏切るかもしれないということを 見抜いて、感じて、こういう言葉を言っているのかなと思う」 専門家が分析するぐらい難しいのがわかります。 演じた主人公ちひろは芦田と同世代だが、演じるにあたり、「一人でいる時は悩んだり、悲しんだり、決意を感じさせたり、かと思えば、友だち過ごしているときは純粋に楽しんでいたり、そんな多面的な部分を表現できたらいいなと思っていました。 また、芦田の読書好きは中国のファンにも知られているようで、「読書は人の発する言葉と品格を変える。
7そんな中父親(永瀬正敏)は、同僚の落合から勧められた『金星のめぐみ』と呼ばれる水をちひろに使ったところ、これまでの不調が嘘のように消え元気になっていきました。 だから期待とは違うことがあると裏切られたと思うけど、その人が裏切ったわけではなく、見えていないところが出てきた。 この映画の監督である大森立嗣氏も 「難しいよ!」と感嘆し 共演する永瀬正敏さんも 「しっかりしてるでしょ!」と褒めちぎりました。
5イメージと違うなと思い監督に相談しました」 演じるにあたっては、両親の前にいる姿と学校での姿など「多面的な要素が出せればいいな」と思ったという。
4自分の両親は自分のためにやってくれている。
<僕はキャンベルさんの意見を聞いて愛菜ちゃんの一部分しか見えてなかったことがわかりました。 そういうところを信じたいと思うようになったのかなと思っています。 誰かに裏切られたとか思うのは好きじゃない。
15改めて「言葉」は心をも救えるんだなぁと思った。 芦田は「猫と話したい」と書き、「最近、猫を飼い始めました。
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