テレビ朝日「必殺」シリーズでは得意の三味線、バチを武器にした必殺技で視聴者を楽しませ、93年に文化功労者、00年には女優として初の文化勲章を受章した。 父は新派の男優、母は大阪北新地の売れっ子芸者で日舞や音曲の名人だった女性で、自らも幼い頃よりこれら諸芸を習っていた山田五十鈴。 今回のシリーズで「正月四日の客」に、ヒロイン・おこう役でゲスト出演している舞台、映画の大女優・山田五十鈴。
12歌舞伎、新派、新国劇、新劇、商業演劇の名優たちとの共演写真も豊富に掲載し、日本演劇の黄金時代をリスペクトとする一巻となっています。
5小学館和樂のウェブサイトにて、本書を大きく紹介していただいております。 が、54年には『唐人お吉』で初の母子共演を果たすなど、母子としての仲が決して悪かったわけではなさそうで、同年、体調不良から心機一転、姓名判断で芸名を嵯峨三智子と改め、母と親和プロダクションを結成。
20戦前に月田一郎と別れた山田五十鈴は、戦後、衣笠貞之助監督と同棲の後、新劇出身の加藤嘉と電撃結婚。 同年、東映に所属しながら他社出演の自由も獲得し、大映『続・十代の性典』(53)、新東宝『戦艦大和』(53)等に出演します。
19その直後に下元勉と結婚しますが数年で離婚。
山田五十鈴と一人娘の嵯峨美智子、2人の確執が生んだ悲劇 山田五十鈴にとって、人生の大きな禍根は、元夫・月田一夫の元で育った娘・嵯峨美智子でした。
5そういう二人が辿ってきた足跡を想い合わせて観ると、この作品はさらに興味が増すことだろう。 そんな松井さんの支えになっているのが大女優、山田五十鈴さん(12年没)だ。 私の演技をよくご覧になっていて、公演に突然いらしたんです。
作詞家の岩谷時子さんは、15年ほど帝国ホテルに住んでいたようですが、作詞家なので、印税がスゴイのでしょう。 また、松本白鸚、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、坂東三津五郎はじめ、交流のあった演劇人50人のへインタビューは口調も生き生きと描かれており、読み応えがあります。
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