オンコリスバイオファーマは鹿児島大と契約を結び、同大が見出した抗ウイルス薬の開発に着手。
国内からの調達はまだかなり時間がかかりそうで、海外の製薬会社からの購入が主体となるようです。 フオイパンは、小野薬品が創製した経口蛋白分解酵素阻害剤で、1985 年に「慢性膵炎における急性症状の緩解」の効能・効果で製造販売承認を取得。 ここでも、プロテアーゼ阻害薬の名前が挙がっている。
6もう一方の断片S2はヒト細胞表面のセリンプロテアーゼであるTMPRSS2で切断され、その結果膜融合が進行する。
ナファモスタットをめぐっては、先発医薬品「フサン」の製造販売元である日医工に、第一三共、東京大、理化学研究所を加えた4者が、共同で吸入製剤の開発を進めており、来年3月までの臨床試験開始を目指しています。 薬いろいろ ここまでにフサン、カモスタット、フオイパンと、色々名前が出てきましたが、全て膵炎に処方される薬です。 武田薬品は、ノババックスとモデルナのワクチンを日本で供給する予定です。
9カモスタットについては他の作用機序の薬剤と併用することで効果が期待できるかもしれないと述べられており、併用薬として開発されていくかもしれません。 7月30日には、鹿児島大学抗ウイルス化学療法研究分野の研究グループが、HIVの増殖抑制効果で知られ、現在はアルコール性脂肪性肝炎の治療を目的として臨床試験が進むセニクリビロックという薬剤が新型コロナウイルスの抑制に効果があると発表した。 ここで登場する「カモスタット」もどちらに捉えていただいても問題はありません。
10効果については検証中の段階です。 試験結果 ・前臨床試験 Caco-2(ヒト結腸腺癌由来の細胞)細胞とVero(アフリカミドリザルの腎臓上皮細胞)-TMPRSS2細胞において、カモスタットメシル酸塩は、 SARS-2-S(SARS-Cov-2のSプロテイン)の細胞への侵入を部分的に阻害した。 米モデルナも11月30日、mRNAワクチン「mRNA-1273」を米国と欧州で申請。
15せっかくの日本製ですし、こういう非常事態の時のための特例承認であるはずなのに今適用できないなんて、日本ってほんとに不思議なことを言う国だと思います。 発表のポイント• 新型コロナウイルス感染症においてインターフェロンの応用も進む可能性がある。
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