前《紅焰公》。 魔術祭典の代表選抜会の時は、1週間がループしていることを知らされないまま、グレンの頼みで《ル=キル時計》の謎解きを手伝う。
だが、《封印の地》で王家の家系図を見たことで、「アルザーノ王家は《天空の双生児》を生むための孕み袋で、女しか生まれないように魔王の呪いを受けていること」「アルザーノ帝国は禁忌教典に至るために魔王が作った広大な魔術儀式場で、アルザーノの民は畜産増殖された生贄であること」に気付いてしまい、発狂してになっていた。 近距離魔術戦最強の《紅炎公(ロード・スカーレット)》として恐れられるイグナイト家の生まれだが、当主である父が平民に産ませた私生児で、事故で魔術能力を失った嫡出子の姉の代わりに室長となった。
年齢の割に生え際が後退していることを気にしており、グレンに「ハーゲイ先輩」と呼ばれた時には激怒した。 関連タグ :作者に影響を与えた作品。