着物左前

着物は右前？それとも左前？正しい着方と覚え方をご紹介

そこから現代では花火大会や夏祭りなど、夏のイベント着として若者たちに愛されるようになっています。せっかく着物や振袖を楽しむ機会ですので、間違えずに着物を楽しんで頂ければ幸いです。

なぜそこまで炎上することになってしまったのか、着物について詳しく知りたいという人は読んでみると面白いと思いますよ。

男性や浴衣の場合も「右前」男性の場合も、着物の前合わせは「右前」と決められています。というのも洋服のシャツと合わせ方が逆になるからです。

まずは、白と相対する紅が誕生の意味を持っているからという説です。

相手から見たときに右の衿元が上に重なっています。着物を着る際、「右前なのか？」それとも「左前なのか？」と悩む方は多いです。

また、現世に生きている人は右前、死者は神や仏に近づくから左前と「逆さごと」という考え方もこの時代にあったそうです。これは「自分から見て、右の襟が最初にきている」から「右前」と表現します。鏡越しで自撮りをするときは要注意！ミラー反転が起こりますさて、以前ほかの記事でも登場させたこの画像。

昔のヨーロッパでは、ボタン付きのシャツを着ることができたのは上流階級の女性のみだったようです。

またお釈迦様が左前で着物をお召になっていたため、死後は同じく左前で着せるという説もあります。着付けるとき上になる身ごろが「上前」（左手に持っている身ごろ）右前になった歴史をふりかえるとこのようになったいきさつは、1200年ほども前にさかのぼります。