事件のあった1960年頃、私は小学生でした。 そのため、三流旅館を買収するくらいの貯金(300万円ほど)を 持っていた小林カウは、直接、ホテル日本閣の経営者 (生方鎌助)に買収の話を持ち掛けます。
111969年のオムニバス映画 『明治大正昭和 猟奇女犯罪史』の中にある 『東洋閣事件』という作品が1作目でして、藤江リカさんが小林カウをモデルにした主人公を演じています。 最初雑貨商を営んでおり、それが上手くいかなくなると夫婦は熊谷を離れ、東京近辺を転々とします。
103人の命を奪った懺悔よりも、「事業の失敗」として括った言葉があまりにも凶悪であると言われています。 …まぁ、これは私の個人的な見解ですが、そんな風に読み取った次第です。 金のためには身骨惜しまず働き、自分の肉体さえも利用して男を操った。
9カウは死刑が確定しても、それほど落ち込んだ様子はみせなかったという。 カウが包丁を差し出すと、大貫は必死に抵抗する鎌助の首に刺し、殺害した。 スポンサーリンク 小林カウが起こした日本閣事件について。
6実はそうではなく、貧困家庭で育ち、若い頃は大変苦労したようです。 あとは、テレビのバラエティ番組などの再現ミニドラマが作られています。
12小林カウの娘のその後は? 小林カウさんは前夫である小林秀之輔さんとの間に産んだ娘を1人産んでいます。 世渡りも上手く、金にはしたたか、商才には長けていたとはいえ、結局は世間知らずで無学だった女の姿がそこにある。
11