リンパ球の病気には、他に慢性リンパ性白血病や悪性リンパ腫などがありますが、病態や治療法から見て、別の疾患と考えられています(やについては別項を参照して下さい)。 ステロイドの投与を終了すると改善するものがほとんどですが、急性リンパ性白血病(ALL)の治療においてステロイドはとても重要な役割を果たすため、たとえば血圧が高くなってもステロイドの投与は中止せず、血圧を下げる薬を併用しながら治療を継続します。
15これを予防するために、治療の最初の1-2週間は点滴を多めにして、残骸を薄める対策をとります。 慢性リンパ性白血病 CLL の生存率 慢性リンパ性白血病は、日本では全白血病の2%前後で、診断時の平均年齢はおよそ70歳であり、進行の早い群と進行がゆっくりで治療しなくとも長い生存期間が期待できる2群に分けられ、無治療でも天寿を全うできる患者も少なくないため、統一的な生存率のデータは見当たりません。 さらに、初期の治療により白血病細胞があまり減らない場合も、治療を強化したほうがいいことが分かっています。
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