一樹は二葉の殺益を申請し、不受理となっていた。
殺益申請できる条件が単純な「恨み」ではなく「今後の安らかな人生において重大な障害になる」であることも、さすがにそんな障害になる人ってそうそういないだろうという風にも感じていました。 当然受理はされなかったもののそれを知った母親は、なんの罪のない妹にまで殺意を向けてしまうのならと殺益申請を決意したようですね。
12この世の理不尽はバッサリと制裁されます。 (笑)? この改正により殺益申請と対象者の年齢制限は12歳に引き下げられました。 このエピソードでも、自殺少女の両親はその怒りの向け先があまりにも暖簾に腕押しなものだから、逆にボルテージを上げていってしまっている印象がありました。
4たぶん、誰にも迷惑を掛けずに生きていける人なんていないですし、その迷惑の度合いがどこで殺益申請に足るものになるのかと考えたら怖いですよね。 子供時代に罪を犯した者に対する殺益申請も、通常の法律には守られていた少年に対するじみていて、法律に守られていたらOKではないということの警鐘になっているような気もします。 その様子は、 「本日の殺益執行」として世界中にネット配信。
12あづきりょうさん! ネタバレありのレビューです。