「はつか」は「僅か」の意に「果つか」を掛ける。 伊勢の恋歌の代表作の一つ。 なお「花なき里」は、貫之の歌「霞たちこのめもはるの雪ふれば花なき里も花ぞ散りける」にも見られるが、先後関係は明らかでない。
12イベント「アストレイ・アルケミスト」ではその才能がヘルメス錬金学会に狙われ、賢者の石ニグレドに吸収されたが、クラリスが辿り着いた極地「存在崩壊」によりニグレドを使って最適化した身体で復活 闇属性SSR。 【他出】『伊勢集』には第四句「もえむはるをも」。
13題しらず ほどもなく誰もおくれぬ世なれども留まるは行くをかなしとぞ見る (後撰1419) 【通釈】遅かれ早かれやがては誰も死んでゆくこの世だけれども、留まる者は逝く者を悲しいと見るのである。
13その頃、男の冠をしまう箱に宝玉を入れて、歌を結びつけておいた。 【主な派生歌】 ともかくも言はばなべてになりぬべしねになきてこそ見せまほしけれ 題しらず 知るといへば枕だにせで寝しものを塵ならぬ名の空にたつらむ (古今676) 【通釈】恋の秘密は枕が知るというので、枕さえしないで寝たのに。
【補記】前歌と同じく『伊勢集』の古歌集混入部分と考えられている箇所にあり、伊勢の真作かどうか疑問だが、当面新古今集に従い伊勢の作としておく。 月の中に桂の樹が生えているという中国の伝説に由り、桂の里をこう呼んだ。 【補記】寛平九年 897 、宇多天皇の譲位が近づき、宮中を離れることになった際の歌。
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