この文豪を自分を通して産み出すことが出来るのだろうか。 メガホンを取った蜷川実花氏が構想に7年を費やし、小栗演じる文豪・太宰治の「人間失格」執筆の背景にあったスキャンダラスな恋の実話を元に映画化。
3写真家、映画監督。 しかし、未亡人役を演じた二階堂は、ベッドで服をはぎ取られ、身体中にキスをされる情熱的なシーンを熱演。 富栄に「ダメ」と抵抗されるも、太宰が「大丈夫、君は僕が好きだよ」とささやき、再びキスを迫る場面が描かれている。
16それでは、劇場でお会いしましょう。 どんな作品になるのか誰も想像できないから、完成した作品を観るのが本当に楽しみです。 『万引き家族』(18/是枝裕和監督)にて日本アカデミー賞 最優秀撮影賞、『海炭市叙景』(10/熊切和嘉監督)にて毎日映画コンクール撮影賞、『パーマネント野ばら』(10/吉田大八監督)にて三浦賞を受賞。
2同ドラマは昭和の音楽史を代表する作曲・古関裕而をモデルとした物語。 蜷川監督の三島への思い、演出も非常に的確で分かりやすく、若い時に鍛えていただいた小栗さんとの共演も、緊張感がありつつも本当に楽しかったです。 その後、二階堂演じる富栄と太宰が花の影に隠れ、いきなりキスを奪おうとする様子が映しだされる。
15COMMENT 三島由紀夫さんの本には個人的にも影響を受けているので、プレッシャーはもちろんありましたが、演じられて光栄でした。
このクラスの女優の中では完全に埋もれる。 それで実際に現場に入って、小栗さん演じる太宰と向き合った瞬間に、富栄が太宰に惹かれてしまうのは必然的だったと感じました。
19