厳密にはそこにあるとわかるのは光を当てるか、触れるなどして観測しているのだが、物があるというのは実感として否定されないであろう。 もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。 自由意志はあるため、自由に行動することができます。
14我々が生きる宇宙の時間が開始したタイミングと、ラプラスの悪魔が予測できる範囲 原子の動きの計算ができる頃から=原子が動き出した頃から が同じであることに、私は気が付いた。 もちろん悪魔が実際に存在するということではなく、未来はすべて決まっているとする決定論が成り立つという意味です。 の漫画「罪と罰」の登場人物「羅喉」が召喚する、ドクロとピエロを組み合わせたような姿の。
直感としてどうなのか? とはいえ、行きたいところに行ったり、食べたいものを食べたりと、人は自由意志の下で行動や選択、決定をしているように思えます。 いつ、どこで新しい星が誕生するか、どんな生物が誕生するか、すべてが確定されています。 そんなことは絶対に不可能だ。
5何だか「運命論」か「神秘論」のような感じもしますが、この考え方はフランスの数学者・物理学者・天文学者ピエール=シモン・ラプラス(1749年~1827年)によって提唱されました。
10これによりラプラスの悪魔は完全に否定された。 今回は箱を開けるまでの状態や解釈については考えず、1時間後に猫が生きているか、死んでいるかをラプラスの悪魔のような存在が確実に予測できるかどうかを考えます。 に登場する、及びキーアイテム 「」。
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