内田樹の研究室。 [内田樹研究室] エネルギー政策について 2018

内田樹の研究室: めぐみ会の講演、ほか

彼らは「共同体の存立と集団成員の幸福」というものを「自分たちの威信が高まり、権力が強化され、金が儲かる」という条件を満たす範囲内でしか認めなかった。

謙遜ではなく、軟弱であることを価値であると考えている人間である。真実はわからない。それは、彼の本心は知られない様な形で明らかにされたからです。

でも、たぶん「イタリアは戦勝国だ」と思っている日本人はほとんどいない。

でも、アメリカには日本占領政策がちゃんとあった。その意味では、あるいは日本より病が深いかもしれない。

集団の場合も同じです。父親は19歳で家を出てに入社。

でも、その経験を美化もしなかったし、否認もしなかった。もちろん満州も朝鮮半島も台湾も樺太も南洋諸島も海外領土は全部手放さなければならなかっただろうけれど、大日本帝国の政体は戦後もしばらくは続いたはずだ。けれども、西郷は敗軍の人たちを非常に丁重に扱った。

学力低下論同学齢集団内の競争というシステムが、「他人のパフォーマンスを下げる」という相対優位の戦略を取らせると主張している。

私がやりました」として「犯人」が白状して、火曜サスペンス劇場が終わるところで、ぜんぜんドラマが終わらないからである。フランス人自身によるヴィシー研究は『フランス・イデオロギー』が最初のものです。