ペーパークロマトグラフィー

クロマトグラフィーの用紙は何がいいの？自由研究ならコレ！

ペーパークロマトグラフィーの場合には、紙が固定相、水が移動相、水性ペンのインクが試料です。レデラーが改良したクロマトグラフィーによって、クーンのグループは多くの天然カロテノイドやその他の成分を単離し、また1930年代はビタミンの研究がブームになっていたこともあり、クロマトグラフィーは大変重要な研究手法として世界に広まってゆきました。

ペーパークロマトグラフィーのやり方原理や考察

水性サインペンの一色に含まれる何色かを、この方法で分けてみましょう。結論から言うと、コーヒーフィルターが使えそうです。

サインペンなどの蛍光物質を分離する

わり箸を、容器の口の直径より６cmほど長く切ります。それはそうとして。

クロマトグラフィー

紙を水に入れると、水は紙繊維の間を毛細管現象によって上昇していきますが、この時に溶媒となる水に溶けだしたインクは溶液となって一緒に移動していきます。 3 コップ（空きびん）に、５mmくらいのところまで水（または消毒用エタノール）を入れます。水性ペンで文字を書いた時に、にじんでしまったり、紙の裏側に染みてしまったり、そんな経験はありませんか？また、にじんだ色をよく見てみると、黒色のペンで書いたのに、にじんでいる部分がうっすらと青っぽく見えたりしたことはないでしょうか。

化学【3分でわかる】クロマトグラフィーの種類と原理を実験例で解説

ペーパークロマトグラフィーとはろ紙の一端に複数の成分を含む試料をつけた後、アルコールなどの展開液を試料がついた方の端に浸すと、展開液がろ紙中を上昇していきます。紙の形や水性ペンでの色の付け方を工夫すれば、工作アートにもなりますので、「どんな紙を使ったらどんな模様ができるかな？」と予想しながら実験をすると楽しく進められます。