22時42分、南消防署本署 および南消防署各出張所より第一陣が出場した。 火災当日のプレイタウンの集客状況は、おおむね7割程度の客の入りであったが、7階プレイタウンへ火災による煙が大量に流入してきた22時40分から43分ごろに在店していたのは客57人、ホステス78人、従業員ら46人(バンドマン10人とダンサー1人の計11人を含む )の合計181人 である。
ホール出入口正面(ホール外側)にクロークと電気室があり 、クロークの奥にカーテンで覆い隠された 特別避難階段・B階段の出入口(鉄扉2枚)があった。 5月22日から一週間かけての本格的な工事を前に5月6日から準備工事が開始されていたもので、火災当日はデパートの開店と同時に3階で工事が始まった。 23時20分、北署はしご車分隊の隊員2人がビル屋上に進入し、探索活動をおこなった。
18なお各階段のアルファベット名称は、各出入口の呼称に対応している。 大阪市消防局は、デパートビル北側・千日前通の路上に現地指揮本部を設置した。 一酸化炭素中毒で死亡した者は、中毒の影響によると思われる赤い斑点が皮膚に浮き出ていた。
11一方で工事を請け負った元請会社の工事監督は、5月6日から同月26日までは夜間工事になることから配慮を願う旨の「入店願い」を書面で提出していた。